看護師にとって夜勤は体力的にも精神的にも非常に負担の大きいものです。「夜勤をやめたい」「日勤だけの職場に移りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実際に夜勤をやめた看護師さんたちは、どのような変化を感じているのでしょうか?
この記事では、夜勤をやめた看護師さんたちのリアルな声を集め、具体的にどんなメリットを実感しているのかをご紹介します。夜勤から解放された先輩看護師たちの体験談を参考に、「夜勤なし」で叶える理想の看護師ライフをイメージしてみましょう。
看護師が夜勤をやめてよかったことまとめ
①【体調不良の改善】体が楽になり、不調が改善!
朝起きて、夜眠る。それだけで体が楽に
寝る時間、起きる時間、食事の時間など、バラバラだから不規則な生活リズムになって、疲れがとれなくて身体がしんどかった。今は日勤だけで、毎日同じ時間に起きて、食事して、寝るってできるので身体がだいぶ楽です。
看護roo! 本音アンケート
夜勤中はどうしても生活リズムが崩れてしまい、疲れが抜けにくいですよね。日勤だけの生活に切り替えることで、自然と体調も整ったという声はとても多く見られました。
頭痛や肩こりがなくなり、睡眠の質も向上
看護師です。
夜勤を辞めた人|ガールズちゃんねる
妊娠して直ぐに日勤だけにしました。
悩まされていた頭痛や肩凝りが嘘の様になくなり、寝付きもよくなりました。
給料が10万くらい減りましたが、10万以上の健康をGETしたと思います。
我慢していた体の不調が、夜勤をやめたことで嘘のように消える。これは多くの方が実感しているようです。お金では買えない“健康”を手に入れたという言葉は、とても説得力がありますね。
慢性的だった頭痛や腰痛が消えて快調に
看護師です。
夜勤を辞めた人|ガールズちゃんねる
結婚して日勤だけにしました。
頻繁だった頭痛、腰痛がなくなり快調です!
やっぱり夜寝ないの身体にストレス与えますよね⁉
夜勤中は慢性的な頭痛や腰痛に悩まされていた方も、夜勤を辞めて夜はしっかり眠れる生活に変えたところ、そうした痛みが嘘のようになくなり体調が快調になったそうです。やはり人間は夜眠るのが一番、と実感しているようです。
不調続きだった日々が一変!「体調が嘘のようによくなりました」
三交代で夜勤を月に8回程度していましたが、常に体が怠く、精神的にも不安定。
夜勤を辞めた人|ガールズちゃんねる
今は転職して日勤のみの生活ですが、体調が嘘のようによくなりました!!
この「嘘のようによくなった」という声からは、日勤生活の快適さがじんわりと伝わってきますよね。慢性的なだるさやメンタルの揺らぎが日常になってしまっていた方ほど、夜勤をやめることで「本当の自分の調子」を思い出せるのかもしれません。
②【美容・女性の体】ホルモンバランスが整う
肌荒れが治り、生理不順も改善した
看護師です。
夜勤を辞めた人|ガールズちゃんねる
夜勤だらけの病棟勤務でしたが、転職をして昼のみ働いています。
肌荒れしなくなり、生理も順調!
メンタル面も安定というか、イライラしたりへこんだりとかなくなった気がします。
でも夜勤は夜勤で楽しいこともあったから
ちょっとさみしい感じもありますが
んーでも!もう戻れません。
この快調を手に入れてしまうと、、
夜勤による生活リズムの乱れがなくなり、ホルモンバランスが整ったことで、肌荒れや生理不順といった不調が改善したとのことです。気分の浮き沈みも減り、精神的にも安定した毎日を送れているようです。
アトピーなど持病の症状も良くなった
看護師です。
夜勤を辞めた人|ガールズちゃんねる
四年間夜勤ありの病院で働いていました。
日勤のみの職場に転職してから、アトピーが改善して健康的になりました。
年収は100万以上下がりましたが、それでも2度と夜勤はやりません。
仮眠もほぼ取れず、休憩もちゃんと入れない。本当に辛かった。
夜勤のストレスや不規則な生活は肌にも影響します。日勤だけの勤務に変えたことでアトピー体質が改善し、体調が良くなったという声です。年収は下がっても、「もう健康を害する夜勤には戻りたくない」と感じるほど、効果を実感しています。
イライラや不眠がなくなり、自然妊娠できた
看護師です。
将来妊娠したいことも考え、結婚を機に夜勤を辞めました。夜勤を辞めてからイライラや不安感、不眠などのトラブルが改善され、自然妊娠もしました。
周りは夜勤しないと手当が出ないから!と必死に働きますが・・・
夜勤を辞めた人|ガールズちゃんねる
私は二度と夜勤はしたくないな。
夜勤による心身の乱れが解消されたことで、情緒不安定や不眠症状が改善し、結果的に体調が整って自然妊娠にも至ったケースです。将来妊娠したいと考えている看護師さんにとって、夜勤を辞めることはプラスに働く場合があるようです。
③【メンタルの安定】心の余裕は、暮らしのゆとりに
メンタルが安定して、前向きになれた
夜勤辞めると給料減ると言うけども、絶対給料減る以上のメリットがあります。自分は暴飲暴食が減りメンタルも安定、精神的、金銭的にも余裕ができました。気持ちも前向きになれます。
— よしかわ????訪問看護師 (@yoshikan0301) January 4, 2021
決してするなと言う意味ではなく悩んでるなら減らす、転職など行動をとった方が良いという事。
夜勤のストレスは、じわじわとメンタルにも影響してきますよね。やめてみて初めて、「心ってこんなに軽くなるんだ」と気づけるものです。
④【働き方の変化】「夜勤なし」でも充実した働き方はある!
身体も精神的にも楽に働けて、収入も変わらなかった
私も看護師ですが、月8回の夜勤手当3万程度でしたよ!
夜勤を辞めた人|ガールズちゃんねる
夜勤前後の休日は身体を休めることに専念するしかなく、何年か勤めて大学病院を辞めました。
今は夜勤なしの施設看護師をしていて、身体も精神的にも楽になりました。
しかも、お給料は変わらない(笑)
正直、大学病院勤めの方が世間的に聞こえが良かったかもしれないけど後悔はしていません。
夜勤のある病院から夜勤なしの職場へ転職した結果、体力的にも精神的にも負担が減り、とても楽になったそうです。さらに、お給料も夜勤ありの頃と変わらず維持できているとのことで、本人も驚いています。
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夜勤がつらいと感じたときに考えたい働き方の選択肢
ここまで読んでくださったあなたは、今の働き方に少し無理を感じたり、「夜勤がつらいけど、我慢しないといけないのかな?」と迷ったりしているかもしれません。
でも、体や心が「しんどい」と感じるのは大切なサイン。その気持ちに素直に向き合うことが、あなたの働き方を変える第一歩になります。
今は看護師として夜勤なしでも活躍できる職場がたくさんあります。以下で具体的な選択肢を紹介しますので、自分に合った働き方を見つけるきっかけにしてみてください。
- 外来や手術室など、夜勤が少ない部署への異動
- 日勤のみのクリニック勤務
- 訪問看護(スケジュールの自由度が高い)
- 企業で働く産業看護師やフィールドナース
- 保育園や介護施設での勤務
- 美容クリニックなど専門分野への転職
以下、それぞれの働き方について詳しく解説します。
外来や手術室など、夜勤が少ない部署への異動
現在の職場環境が気に入っている場合や、大きな変化を避けたい場合は、院内異動がおすすめです。
外来や手術室は基本的に日中の業務が中心で、夜勤が少なく負担を軽減できます。
職場の状況にもよりますが、異動の相談をする価値は十分あります。
日勤のみのクリニック勤務
一般的なクリニックでは診療時間が日中に限定されているため、夜勤はほぼありません。
診療科によって忙しさは異なりますが、生活リズムが整いやすく、家庭と両立しやすい職場です。
内科・皮膚科・整形外科など、希望に合わせた選択もできます。
訪問看護(スケジュールの自由度が高い)
利用者の自宅を訪問して看護を行う働き方です。
勤務時間は基本的に日中で、スケジュール調整の自由度が比較的高めです。
子育て中やプライベートを大切にしたい方にも向いています。
産業看護師やフィールドナース(企業勤務)
産業看護師は企業の中で従業員の健康管理を行う仕事です。
保健指導や体調不良者の対応が主な業務で、土日休みの求人も多く見られます。
フィールドナースは医療機器メーカーなどに勤務し、製品説明やデモンストレーションを担当します。
医療現場とは異なる視点で看護スキルを活かせるのが特徴です。
保育園や介護施設での勤務
保育園では園児の体調管理やケガの応急処置などが中心です。
病院のような慌ただしさがなく、比較的穏やかな環境で働けます。
介護施設では高齢者の健康管理を担当します。
医療行為は限られますが、じっくり向き合ったケアができます。
美容クリニックなど専門分野への転職
美容医療に興味がある方には、美容クリニックでの勤務という選択肢もあります。
日勤のみで、接遇スキルも活かせる職場です。
美容点滴や脱毛など、比較的医療行為が少ない診療が中心になるケースが多いです。
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転職を考え始めたら、少しずつ整理してみたいこと
働き方を変えようか迷っているとき、「何から手をつけたらいいのか分からない」と感じる方もいるかもしれません。
そんなときは、今の気持ちを言葉にしてみることから始めてみると、自分の中のモヤモヤが少しずつほぐれていきます。
たとえば、こんなふうに考えてみるのもおすすめです。
- 今の職場でしんどいと感じていることは何か
- どんな働き方や環境だと、無理なく続けられそうか
- 不安や迷いを一人で抱え込まず、誰かに相談できる場所があるか
転職は小さな気づきから始まります。
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まとめ:夜勤をやめる決断があなたの人生を変えるかもしれません
この記事では、看護師が夜勤をやめて感じた具体的なメリットをご紹介しました。
多くの看護師さんが実感した主な変化を以下にまとめます。
- 身体面の改善:肌荒れや頭痛、慢性的な疲労感の解消
- ホルモンバランスの安定:生理不順の改善、自然妊娠への好影響
- 精神的な安定:イライラや不安感の減少、心の余裕の獲得
- 生活の質向上:規則正しい生活リズムの確立
夜勤なしでも看護師としてのキャリアを続ける選択肢には以下があります。
- 外来や手術室など、夜勤が少ない部署への異動
- 日勤のみのクリニック勤務
- 訪問看護(スケジュールの自由度が高い)
- 企業で働く産業看護師やフィールドナース
- 保育園や介護施設での勤務
- 美容クリニックなど専門分野への転職
「体がきつい」「家庭との両立が難しい」と感じているなら、それは大切なサインです。まずは自分の気持ちを整理し、情報収集から始めてみましょう。新しい働き方への一歩が、あなたの心と体の健康を取り戻す第一歩になります。